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課目の経路図を公開しています(大学馬術で行う課目中心です)。経路図のファイルの掲載とコメントを書いておきます。
第2課目Aです。この課目で要求される運動は尋常運動です。
経路図は上記画像または次のファイルのリンクをクリック→第2課目A(印刷する場合、プリンターの設定によっては用紙からはみ出て印刷されるのでプレビューで確かめてください)
※個人作製のものですので誤記についての責任は負えません。誤記がありましたらコメント頂けると幸いです。経路図の見方に関してはこちら
・コメント
トレーニングスケールの要素のうち特にリズム、サプルネスが重要視されます。速歩で歩幅を伸ばす際にテンポを速くしてしまいがちですが、サプルネスを損なうので注意です。手綱を伸ばした常歩では、K点から常歩の動きにあわせて徐々に手綱を伸ばしていくように。M点に入るときには手綱が元の長さになるよう、数歩前から手綱を取っていきましょう。この運動の際に柔軟なフレームの変化を馬が示すかどうかで良好なコンタクトを取れているかをチェックできます。隅角は直径約6mの円の1/4と馬場馬術規定集にありますが、尋常運動ではそれより少し大きくても許容されるようです。速歩で左右に回転する際も、隅角通過と同様に考えてよいと思います。
経路を覚えているか確認したい方は→こちら
隅角の回転の大きさ、移行の正しい地点を確認したい方→隅角の回転、移行の正しい地点
経路を回る時に意識することに関して書いています→リスクに挑むこと~経路を回るときの意識~
馬術・乗馬技術に関して興味がある方→研究者だからみえる馬術の話